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診療内容

新生児科とは

新生児科では未熟児やハイリスク新生児の病気を診療しています。
下記のような症状の方を対象としています。

・出生体重2000g未満の低出生体重児
・急性の呼吸循環不全又は慢性の呼吸循環不全の急性憎悪
・先天異常
・代謝、内分泌異常(高ビリルビン血症、電解質異常、肝腎不全、糖尿病など)
・意識障害、痙攣など中枢神経異常徴候を有する
・手術を要する児
・上記以外のハイリスク児(生命や後障害の危険の高い児:例えば、低体温、発熱、感染症、多血症、出血傾向など)

新生児科の特色

埼玉県立小児医療センター新生児科は、埼玉県の総合周産期母子医療センターとして、県内周産期医療の中枢として機能しています。県内のハイリスク母胎や合併症妊娠母体はさいたま赤十字病院産婦人科で対応し、その母体から生まれてくるハイリスク新生児に対応しています。胎児診断で胎児に異常が見つかった場合は、遠隔胎児診断支援システムを利用して紹介していただくか、直接さいたま赤十字病院産婦人科に紹介していただきます。その後、すべてのハイリスク母体に関して定期的な周産期カンファレンスを行っており、胎児疾患ケースの関しては、当センターの小児専門病院としての機能を屈指して小児内科系各科、小児外科系各科による疾患別の周産期カンファレンスを行って、出生直後からの専門治療を可能としています。また、2017年夏からは当セ児ンター新生児科でも胎診断外来を開設する予定で、当科新生児科医が超音波診断装置を使って直接診断し、出生後の治療管理ついて説明をします。(詳しくはこちらクリックして下さい。)
一方、埼玉県周産期医療ネットワークの基幹病院の一つであり、一年365日24時間体制で、高度新生児医療を行っています。完全紹介型診療体制であり、周辺大学病院・市立病院・地域産科小児科から24時間体制で新生児救急搬送をおこなっています。超低出生体重児や仮死出生児などの高度新生児集中医療が必要な児は、当センター所有の新生児搬送車により埼玉県内各地や近隣地域へお迎え搬送を行い、初期治療を行いながら新生児集中治療室(NICU)へ入院となります。ハイリスク妊婦母体に関しても、できる限り分娩立会いを行う方針でいます。当NICUが満床などで入院受け入れができない場合には、責任を持って新生児の受け入れ先病院を探し、適切な対応をするように心がけています。さらに、小児の総合病院としての特性を生かし、未熟児・新生児のあらゆる疾患に対し関連各科との連携のもとに診断、治療にあたっています。特に未熟性に起因する疾患、呼吸循環障害、脳障害、感染症などの重篤な疾患に対し、後遺症を残さないための治療と退院後の健全な発育、発達のために母子関係や地域の医療、保健、教育機関との連携にも力を注いでいます。

つくしんぼ外来

当センター総合周産期母子医療センターを退院した極低出生体重児(出生体重1500g未満の児)や在宅医療導入児(在宅酸素、在宅人工呼吸管理、経管栄養など)のご家族、または養育に不安を感じているご家族などに、3-4か月毎に来ていただき、ご相談や何らかのサポートを行っている外来です。入院中あるいは退院時にスタッフの方からお声をかけさせていただきます。

すくすく外来

当センター総合周産期母子医療センターを退院した出生体重1000g未満の超低出生体重児のお子さまとそのご家族を対象に、発達支援外来を年3回(2月、6月、10月)行っています。多職種(新生児科医師、神経科医師、未熟児新生児病棟看護師、保健発達外来看護師、理学療法士、作業療法士、臨床心理士、言語聴覚士、栄養士など)による発達支援およびご家族の育児支援を目的としています。