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新病院 「胎児診断遠隔支援システム」について

2015年10月03日

 地域産科医療機関において行われている胎児診断は、胎児計測から胎児の先天性疾患のスクリーニング、胎児心臓疾患のスクリーニングまでさまざまである。現在、埼玉県内の地域産科医療機関で行われている「胎児診断」は、医療機関によってさまざまである。そこで、県立病院として周産期医療環境が決して充実しているとは言えない、埼玉県民への「安心安全なお産の提供」の一環として、「胎児診断遠隔支援システム」を稼働させました。
 地域産科医療機関で行われている超音波による胎児診断について、さいたま新都心にできる総合周産期母子医療センター(県立小児新生児科+さいたま赤十字病院産婦人科)の機能を使って、診断の支援をするもので、IT・ネットワーク環境を利用し、胎児診断画像を双方向で通信・共有して、胎児疾患の診断を支援するシステムです。
 地域産科医療機関から依頼(転送)された画像情報を、県立小児医療センターおよびさいたま赤十字病院産婦人科が協力して、転送された画像を供覧し、診断をする。診断には、県立小児医療センター:新生児科、循環器科、心臓外科、小児外科、脳神経外科、形成外科、泌尿器科などと、さいたま赤十字病院:産婦人科が協力して行います。
 また、埼玉医大総合医療センター産婦人科、埼玉医大病院産婦人科ともネットワークを構築し、協力して診断精度を高めるシステムも導入しています。

胎児診断医募集中

「胎児診断遠隔支援システムを稼働させており、現在「胎児診断に興味のある新生児科医」を募集しています。
通常、胎児診断は産婦人科医が行いますが、胎児期に見つかった先天性疾患を持つ児、特に先天性心疾患児に先ず最初にコンタクトし、その後の治療に繋げるのは新生児科医の役割だと考えています。
 当科には現在、胎児診断を行っている新生児科医が2名、小児循環器科医、さいたま赤十字病院産科医と共同で胎児診断、胎児心疾患の診断とその後の治療を行っています。
2017年は1年間で100名近い胎児疾患症例を診断しています。